全国信徒会ホームページの前史「インターネット伝道会」について

「日本基督教団東京教区インターネット伝道会」 開設のお知らせ

2011年10月17日スクリーンショット 2015-04-07 19.56.17
日本基督教団東京教区インターネット伝道会
会長 長崎哲夫

主の御名を賛美します。

この度、2011年10月17日をもちまして、
「日本基督教団東京教区インターネット伝道会」サイトを
開設いたしましたので、お知らせします。

事業名称

日本基督教団東京教区インターネット伝道会

事業所

東京都新宿区西早稲田2?3?18 東京教区事務所

責任三役

会長 長崎哲夫、事務局長 張田 眞、財務局長 鈴木功男

主事

大三島義孝

中央委員

愛澤豊重、岩田昌路、大住雄一、神代真砂実、七条真明、菅原 力、竹澤知代志、藤田義哉、橋本 徹、中澤基行

原資

旧放送伝道共同委員会の預託金を資金とし、これに諸献金を加える。

此処に至るまでの経緯と目的

1953年12月7日、日本基督教団アワー「こころの友」ラジオ伝道は、ラジオ東京(JOKR)から日曜日朝6時30分?45分の15分間、放送番組を開始した。

これは当時文書伝道「こころの友」とタイアップされたものであり、教団伝道の意気込みが大いに高まって実施された日本伝道100年記念事業の一つとなった。

此処には、後のキリスト教視聴覚センター(アバコ)の創始者である小川清司氏の祈りであったものに、東京信徒会が献金をもって後押した経緯がある。

1964年、放送伝道共同委員会(以下JBC)は、教団及び内外協力会(IBC,後の日米北米宣教協力会JNAC)との共同事業として開設され、教団との関係においては常議員会直属の特設委員会となった。1970年当初、ここへアバコが加わって三者共同事業として開始された。

JBCの事業は、当初東京・横浜地区のラジオ局からの電波伝道で始められたが、電波料の高騰等があり地方局に移り、当該地区教会・牧師・信徒の協力を得た。

この事業のため、アバコが番組制作協力、教団は伝道委員会はじめ当該地区諸教会の教師・信徒の奉仕と献金、IBCは米国の各教派教会の献金によって支え、推進された。

もう一つは、伝道放送及び伝道紙「こころの友」等のフォロアップとして、小野一郎著「新しく生きる」(12講座とそのレポート提出)の受講生を募り、この修了者には全国に広がる教団の教会出席を奨励し、紹介した。この間、講座修了者は4500名。これによる教会紹介者は1000名であった。

このフォロアップ事業の為には、多くの教団キリスト教教育主事(DCE)の働きがあり、良い成果が上げられたことは評価されなければならない。

1992年、放送伝道事業は、小田原地区を最後として、若者のラジオ及び講座の受講意欲がインターネット思考に移り行き、その役目が終了したと判断され、中止の止むなきに至った。この結果、当該事業の残金を当時高率の信託

に預け、いずれかの時に若者たちへの伝道の好機を待つこととした。この清算人は石川和夫(教団伝道委員)、ジョージ・ギッシュ(JNAC日本代表)、長崎哲夫(アバコ理事)の3名であった。

2009年、東京信徒会をはじめ有志は、プロテスタント日本伝道150年を記念して、新たにイエス・キリストの福音伝道の可能性を追求すると共に、教会、団体、神学校からの情報を広く提供することを目的として「日本基督教団東京教区インターネット伝道会」(東京教区事務所)を立ち上げることとした。また、2011年、日本基督教団公式サイトの運営も引き受けることとした。

特に、この事業の眼目は、引き続く少子高齢化社会の中に、福音を伝えることをインターネットで行い、その成果を得ることを目的とした基本的な作業である。この為には、ポータルサイトを開設し、キリストの福音伝道をウェブ上で展開する方法をとって実施することとなる。

また、インターネットの特徴を生かして、諸教会の伝道を応援し、関係キリスト教学校、社会事業、関係団体等のネットワークを結ぶことが可能となり、より緊密な協力関係の構築が可能となる。更に、今日のグローバリゼーションに対応し、諸外国との交流を行い、本ウェブサイトが提供する情報は自由で民主的かつ多国籍市民社会の形成に役立ち、社会との良き関係の確立と平和に貢献する。

終わりに、この事業は、日本基督教団信仰告白並びに教憲教規による福音主義教会の信仰と教会の祈りを余す所なく提示して、人々を或いは人々と共に福音の喜びに生きる主の教会への導きの業であることを明らかにする。