全国信徒会について

全国信徒会は1941年日本基督教団成立の年の秋に組織され、戦後1947年に再組織されました。各地でさまざまな信徒会による活動が展開されておりました。 しかし、1969年に始まった教団紛争により全国信徒会はその実体を失いました。 その後多くの方の祈りのうちに、2002年9月7日東京信徒会が再発足の設立総会へと導かれました。2009年プロテスタント日本伝道150年記念信徒大会において、全国から馳せ参じた954名の感謝と讃美が、東京山手教会1000人会堂に轟き渡りました。このとき、全国信徒会再発足への息吹を確認し合いました。

2009年11月22日 日本伝道150年記念信徒大会の模様 東京山手教会にて

2009年11月22日 日本伝道150年記念信徒大会の模様 東京山手教会にて

2006年第35回教団総会二日目の夜、第1回「信徒交流の集い」が持たれ、教団総会・信徒議員交流の集いがはじまりました。 以降2008年第36回教団総会、2010年第37回教団総会、2012年第38回教団総会で「信徒交流の集い」が持たれ、全国信徒会再結成への準備が次第に整い、2014年第39回教団総会第5回「信徒交流の集い」において、「全国信徒会再結成発起人会」が開催され、審議の結果、賛成多数により、全国信徒会再結成が宣言されました。

全国信徒会再結成の目的

日本基督教団全信徒の『主にある一致』、『賜物の分け合い』、『会員相互の交わり』を通して、日本基督教団の福音伝道推進に寄与する。

これは、先人たちの抱いた全国信徒会の願いを受け継ぎながら、現在と将来に向けて全体教会に仕える日本基督教団の新たな全国信徒会としての姿を表そうとしたもので、過去のあり方そのままを再現することを目指したものではありません。

主なるキリストの召しと導きのもとに、互いに奉仕しあい、連帯して全体教会のために一層奮起し、主から命じられた福音伝道へ邁進する信徒の集まりとして、2009年プロテスタント日本伝道150年記念信徒大会の合言葉「感謝と奮起」が、ここに形あるものとして整えられ、その第1歩を踏み出すことになりました。